みまもりジャーナル

2016年04月09日(土)

福利厚生としての
「高齢者見守り訪問サービス&レポート」を追加

福利厚生パッケージ『WELBOX』:イーウェル

イーウェル(本社:東京都千代田区)では、福利厚生パッケージサービス『WELBOX(ウェルボックス)』において、特定非営利活動法人「海を越えるケアの手(略称:シーケア)」が提供する介護サービス『高齢者見守り訪問サービス&レポート』の取り扱いを開始した。

『WELBOX』とは、パッケージ型の福利厚生アウトソーシングサービスで、自社に導入することでイーウェルが提携している全国各地の施設やサービスを自由に使えるというもの。「低コストでも充実した福利厚生を──」というのが特徴で、「健康、育児教育、介護、自己啓発、フィットネス、アミューズメント、宿泊──」など、多彩な提携先のサービスを利用できる。

今回、そうした同社の提携バリエーションの中に組み込まれたのが、介護サービス『高齢者見守り訪問サービス&レポート』。

公的資格を要した介護の専門家が、高齢の親の自宅を訪問し、専門家ならではの視点で生活の様子や日常に潜む介護リスクなどを分析して、依頼主であるユーザー社員にレポートしてくれるというサービス内容になっている。

高齢化によって介護を必要とする親世代が急増する一方で、介護支援体制が整っている企業は少ないと言われている昨今。周囲の理解や支援を期待できないと考えたり、「昇進に響くかもしれない……」という不安から、介護に直面していることを申告しない「隠れ介護」を行う社員も増加しているという報道も目に付く。

そして、ある日突然に「介護離職」せざるを得ない状況になってしまう社員が増えれば、それは企業そのものへのダメージとなる。そうした問題を回避するために、日頃から対策を講じておくこと──それが本サービスの趣意にあたる。

「早いうちから親の心身・生活状況を正確に把握しておくことが、介護リスクとなり得る要因を事前に取り除くこと、また仕事と介護の両立に繋がります」(同社公式webサイトより)

福利厚生サービスを通じて人事部門のサポートを目指しているという同社ならではのサービスがまた強化充実したといえる。 【YG】

イーウェル
http://www.ewel.co.jp/

 
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