みまもりジャーナル

2016年04月29日(金)

室内環境を遠隔から「見える化」して見守り

事業者向け見守りサポートサービス『おへやプラスPRO』:ニフティ

ニフティ(本社:東京都新宿区)では、「IoT技術」を活用した事業者向け見守りサポートサービス『おへやプラスPRO』の提供を開始した。2016年04月20日(水)より。

このサービスは、室内環境のデータ(温度・湿度・照度など)のモニタリングと、エアコンの遠隔操作を事業所のパソコンから行える、事業者向けのサービス。

離れている高齢者宅の部屋の環境を事業所から見守り、体調不良の未然防止やスタッフの負担軽減などに役立てることができる。

 

2016年1月から、その立地上「夏暑く・冬寒い」とされる埼玉県熊谷市にて、介護事業者協力のもと、現場での実証実験が行われてきた。その結果、「室内環境データから不眠・睡眠障害・昼夜逆転などの異変を察知できる」「データに基づいた客観的な判断ができる」などの有用性が確認できたことで正式提供の開始にいたった。なおも実証実験は8月まで継続されるが、本サービスが活用されることで「熱中症患者」の増加する夏に備える狙いもあり、今春のスタートとなったという。

見守り対象となる家屋には、センサーなどの機器一式を設置する。蓄積された「室内環境のデータ」は、今後の介護プランの作成やサービス向上への材料として、また、ユーザーとのコミュニケーションのきっかけや、その家族へのレポートとして広く活用される。 【YG】

2016年04月20日(水)より提供開始。

ニフティ
http://www.nifty.com/

 
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