みまもりジャーナル

2016年05月11日(水)

「まさか」の予兆を見える化する見守りシステム

『グランフォレスト』シリーズに2016秋から採用:エコナビスタ

メディカルITベンチャーのエコナビスタ(本社:東京都千代田区)が提供する『ライフリズムナビ+Dr.』サービスが、有料老人ホーム運営のフィルケア(本社:神奈川県横浜市)が今後開設予定の『グランフォレスト』シリーズに2016年秋から採用されることとなった。

『ライフリズムナビ+Dr.』は、『「まさか」の予兆を見える化する』をコンセプトに生まれた次世代型健康見守りサービス機器。

ベッドのマットレス下に設置する「センサーマット(体動センサー)」「人感センサー」「扉開閉センサー」 「温湿度センサー」などで構成された各種センサーで、対象者の睡眠から活動、室内環境までを「見える化」するというもの。

各センサーで得られた情報は、専門クリニックである「東京疲労・睡眠クリニック」に24時間自動送信され、その詳細な情報を基に毎月「健康レポート」として提供される。

 

万が一「まさか」の予兆が見られた際には、対象者の家族や介護者などの関係者にリアルタイムで報告される。

 

また同社と大阪市立大学医学部疲労医学講座とで共同開発されたオリジナル・スコア 「疲労回復指数」「快適環境指数」「快眠指数」(特許申請中)も毎日提供されるという。

本システムは、見守りの本来の目的である「事故が起こる前の予兆を見つけ、危険の芽を早期に摘み取る」ことを目指したもの。

また、本人や家族の同意が得られれば、かかりつけ医の診察や治療の参考情報として活用することもできるし、もちろん介護者の適切なケアにもつながり、負担軽減にも役立つ。 【YG】

『ライフリズムナビ+Dr.』(エコナビスタ)
http://info.liferhythmnavi.com

 
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