みまもりジャーナル

2016年05月19日(木)

「定期刊行物の配送時」に高齢者見守り支援

兵庫県西脇市とヤマト運輸が連携協定締結:5月18日に調印式

兵庫県西脇市とヤマト運輸では「定期刊行物のお届けによる高齢者見守り支援」に関する連携協定を締結、5月18日(水)西脇市役所にて調印式を実施した。こうした内容での連携協定は西日本で初となる施策。

「日本列島の中心・日本のへそ」としてよく知られる西脇市だが、「30.8%」という高い高齢化率であることを踏まえて、「事業協力者である民間事業者や関係団体による見守り体制の構築(=あんしんはーとねっと事業)」に取り組んできた。

今回の施策もその一環で、「一番身近で、一番愛される企業」を目指して、全国の地域課題の解決に行政・地方自治体(Government)と一緒になって取り組む『プロジェクトG』を推進しているヤマト運輸との連携協定となった。

具体的な内容としては、西脇市が作成した「高齢者向け刊行物」をヤマト運輸のセールスドライバーが配達、本人が受け取ったか、また、配達時に心配な様子はなかったかを西脇市に報告するという仕組み。

報告を受けた西脇市は、その必要に応じて訪問などし、状況確認を行うなど、高齢者の安全で安心な生活の実現に取り組むとしている。

ヤマト運輸は同様の取り組みを青森県黒石市・深浦町・富山県氷見市などで実施しているが、今回の兵庫県西脇市との取り組みは西日本では初となるという(2016年05月18日現在)。【YG】

兵庫県西脇市
http://www.city.nishiwaki.lg.jp

ヤマト運輸
http://www.kuronekoyamato.co.jp/top.html

 
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