みまもりジャーナル

2016年06月13日(月)

回答者3人に2人が「親の老後」に「未対策」

オウチーノの「親の老後」に関する実態調査:オウチーノ総研

オウチーノ総研(=株式会社オウチーノ本社:東京都港区)では、『親の老後』に関するアンケート調査を実施、その結果を公開した。 調査対象となったのは首都圏在住の20歳~49歳男女741名。

今回の調査では「親の老後について考えているか」「親の老後に対して不安はあるか」「親の老後について不安要素はなにか」「もしも親の介護が必要になった場合はどうするか」「親の老後に備え、何か対策はしているか」などの設問が用意された。

はじめに『親(義理の両親を含む)の老後』について考えているか、また『親の老後』に対して不安はあるか──との質問では『親の老後』について考えている人が「60.7%」、また、『親の老後』に対して不安がある人が「81.0%」という結果で、多くの人が自分の親の老後に対して不安を感じているということがわかった。

*出典:オウチーノ総研『親の老後に関する実態調査』より*

 

その不安要素は何かという質問では「61.3%」の人が「介護」と答えた。続いて「経済的負担=46.3%」「親の病気・怪我、認知症=28.7%」という結果に。

もしも親の介護が必要になった場合はどうする予定かの質問に対しては、「自分もしくは配偶者が介護する=38.4%」「兄弟・姉妹が介護する=6.5%」「施設に入れる=15.0%」、そして「分からない=34.3%」と続いた。

小紙『みまもりジャーナル』でもっとも注目したのは「親の老後に備えて何か対策はしているか」という質問で、「貯金=17.1%」「親と話し合っている=8.9%」「兄弟・姉妹間で話し合っている=7.8%」などの回答が低調に拮抗するなか、「特にない」との回答が「66.0%」と、3人に2人は「親の老後」に関して特に対策はしていないという実態が読み取れた。【YG】

*出典:オウチーノ総研『親の老後に関する実態調査』より*

 

調査元の『オウチーノdeヨムーノ』では詳細な調査結果と解説が掲載されている。
http://www.o-uccino.jp/article/archive/kurashi/20160613-souken/

 
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