みまもりジャーナル

2016年07月21日(木)

介護現場での「におい対策」にプロユース消臭剤登場

リコンビネーション法で分子レベル消臭を実現:パナソニック エコソリューションズ化研

医療・介護現場での便臭・尿臭などの「におい対策」商品で、便臭の主要因である「硫化水素」を分子レベルで分解して消臭するプロユース消臭剤として『nioff(ニオフ)』がリリースされた。パナソニック エコソリューションズ化研(本社西宮工場:兵庫県西宮市)より。

パナソニックのショッピングサイト『Panasonic Store』にて販売。また、医療・介護施設向けに、全国の医療機器卸会社21社が加盟するJMA(日本メディカルアライアンス)のルートを通じて、全国向けとしても順次販売を開始する。さらにパナソニック エイジフリーが運営する介護サービス拠点においても順次採用する予定。

便臭の主要因である硫化水素に着目したパナソニックでは、化学反応によって硫化水素の分子構造そのものを組み換えてすみやかに消臭する「リコンビネーション法(ニオイ分子分解消臭)」によって、硫化水素を10分で「95%」消臭する消臭剤を開発。「香りで覆い隠すのではなく、ニオイ分子を分解するため、消した臭いは戻りません」(同社)とする。

これは尿臭の主要因である「アンモニア」にも有効で、除菌性能もあわせもつ。

肌にやさしい材料で構成され、ケアする人やされる人の心理的負担にも配慮し、心地よく使えるような外観デザインにもこだわったのだという。【YG】

パナソニック エコソリューションズ化研『nioff(ニオフ)』
http://panasonic.co.jp/es/pescr/

 
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