みまもりジャーナル

2016年07月28日(木)

JA三重「持続可能な農業生産」目指して三重県と協定

豊かで暮らしやすい農村地域のために「高齢者地域見守り活動」へ注力

JA三重中央会(本部:三重県津市)では「高齢者地域見守り活動」に関する協定を三重県(県庁:津市広明町)との締結を発表した。

今回の協定には「見守り活動」の他にも「廃棄物の不法投棄等の情報提供」なども含まれており、「持続可能な農業生産」と「豊かで暮らしやすい農村地域」の実現に向けた取り組みの一環として実施されたもの。

本協定によって、JA職員が日常業務として行なっている「営農指導、金融・共済業務」などの中で、利用者(組合員・地域住民)宅を訪問する際などに地域を見守り、利用者に異変があった場合や、不法投棄と思われる廃棄物を発見した場合には行政機関に通報することとなっている。

特に農村部を中心に急速な高齢化が進む中、住み慣れた地域で安心して暮らせる環境づくりのために「行政と連携をとり協働する」としている。

これに沿って、三重県内のJAでは、組合員や役職員を対象に「認知症サポーター養成講座」なども定期的に開催。現在までで述べ7,000人が受講しているという。さらに、地域の高齢者対策として、要介護状態や孤独死を防ぎ、元気な高齢者を増やすため『JA健康寿命100歳プロジェクト』と題して「食事」「運動」「健診・介護・医療」の3分野で、イベントを実施。「健康・料理教室」や、健診活動などの取り組みが県内各地で展開されている。

2016年7月25日(月)には協定締結式も行なわれた。【YG】

JA三重中央会
http://www.ja-miechuokai.or.jp

三重県
http://www.pref.mie.lg.jp

 
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