みまもりジャーナル

2016年08月25日(木)

コープみらいと埼玉県ときがわ町「地域の見守り協定」締結

宅配サービス業務中など顧客異変をすみやかに通報:コープみらい

生活協同組合コープみらい(本部:さいたま市南区)では、埼玉県ときがわ町(町役場所在地:埼玉県比企郡)との「地域の見守りネットワークに関する協定」を締結、その協定調印式を実施した。8月23日(火)。

ときがわ町役場で行なわれた式には、埼玉エリア西北ブロック地域で活動する神山茂美ブロック委員長、該当地域を担当する宮島文則コープデリ東松山センター長らが参加、他の協定締結団体とともに、関口定男ときがわ町町長と協定書を取り交わした。

[写真](左より)宮島文則センター長、関口定男ときがわ町長、神山茂美西北ブロック委員長。

見守り協定の内容としては、コープみらいの職員が「宅配サービス」などの業務中に顧客の異変に気がついた場合(例えば、昨日届けたはずの商品がそのままの状態で置かれていたり、つながるはずの電話がつながらなかったりなど)、すみやかにときがわ町に通報するなどを中心に、高齢者にとって必要な支援を行なうというもの。

今回のときがわ町との協定締結を含め、コープみらいでは、埼玉県、千葉県、東京都の「144自治体」との地域見守り活動に関する協定の締結や、協力事業者としての登録が実施されており、このうちすでに千葉県では全54すべての自治体との協定が結ばれている。

実際に、コープデリ宅配中に、回収容器が出されていなかったことや、またその翌日には前日の配達商品が手つかずで残されていたことなどを受け、担当者が地域包括センターに通報。救急隊員などが顧客宅に来訪し、室内にいた体調不振の顧客が病院に搬送されるなどの事例も報告されているという。

コープみらいでは「今後も見守り活動に積極的に参加し、地域に密着した事業や活動を広げてまいります」としている。【YG】

地域の見守りネットワークに関する協定締結調印式:2016年8月23日(火)

埼玉県ときがわ町公式サイト
http://www.town.tokigawa.lg.jp/forms/top/top.aspx

コープみらい
http://mirai.coopnet.or.jp

 
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