みまもりジャーナル

2016年09月16日(金)

NTTドコモと神戸市が「子どもの見守り」実証事業を開始

神戸市ドコモ見守りサービス(実証事業):NTTドコモ×神戸市

NTTドコモ(本社:東京都千代田区)では、神戸市との協定に基づいた『神戸市ドコモ見守りサービス(実証事業)』を開始した。

この実証事業は、2016年4月18日(月)に、同社と神戸市が締結した協定の取り組みの一環で、ICTやデータを活用し、地域における様々な社会課題の解決を図ることを目的としているもの。

今回の実証事業の概要は「子どもの見守り」で、「BLE(低電力ブルートゥース)タグ」をもった子どもが、検知ポイントとなる定点設置の受信機や、市内の「本実証事業協力者」が保有するスマートフォンの近くを通過する際、位置情報がサーバに通知されるという実証が行なわれる。

本実証事業では、小学校、福祉施設、公共施設、阪神電鉄・阪急電鉄や市営地下鉄駅などの公共交通機関に検知ポイントを定点設置。さらに協力事業者の尽力で、店舗や営業所などに定点検知器を設置するとともに、従業員の保有するスマートフォンも動点検知ポイントとして活用される。

また、地域住民向けに「見守り応援隊アプリ」が提供されて、アプリがダウンロードされたスマートフォンも動点検知ポイントとして活用されることから、かなり広域での検出ネットワークを形成されて、発見精度の高い見守りの実現が見込まれている。

この実証事業の協力事業者は41社。定点検知器70台、動点検知協力者は約1,000名を数える。【YG】

実証期間は2016年9月15日(木)〜2017年2月28日(火)まで。

NTTドコモ
https://www.nttdocomo.co.jp

神戸市
http://www.city.kobe.lg.jp

 
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