みまもりジャーナル

2016年10月13日(木)

ガスの消し忘れ見守りサービスの共同実証実験を開始

「低消費電力LTE通信端末」を有効活用:東京ガス×ソフトバンク

東京ガス(本社東京都港区・広瀬道明社長)とソフトバンク(本社東京都港区・宮内謙社長兼CEO)では、「低消費電力LTE通信端末」を活用した「ガスの消し忘れ見守りサービス」に関する共同実証実験を今月より開始する。

[写真]低消費電力LTE通信端末

同社の発表によれば、「ガススマートメーター用通信規格Uバスを搭載した低消費電力LTE通信端末」を使った実証実験は、日本初の試みとのこと。

「低消費電力LTE通信端末」とは、ソフトバンクがエイビット(本社 東京都八王子市・檜山竹生社長)と共同開発したもので、電池駆動で10年以上稼働することが可能となる端末。

今回の実証実験では、東京ガスが「通信成功率」や「通信所要時間等の確認」を行なうことで、ガスの消し忘れなどを遠隔から止める「ガス消し忘れの見守りサービス=マイツーホー」での利用について、その性能や有効性が検証される。

また、ソフトバンクでは、電池駆動で10年以上稼動できる低消費電力LTE通信端末の実用化に向けて、技術や運用面での課題抽出などを行なうというもの。

両社では、本実証実験で得られた知見や課題の解決を通じて、双方向通信によるユーザーの利便性向上、さらにスマートメーターの自動検針への応用に取り組むという。【YG】

◉東京ガス
http://www.tokyo-gas.co.jp/index.html

◉ソフトバンク
http://www.sdk.co.jp/

◉エイビット
http://www.abit.co.jp

 
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