みまもりジャーナル

2016年10月31日(月)

地域の見守り『子育て応援見守り隊』に関する協定締結

東京都千代田区とセブン-イレブン・ジャパン

東京都千代田区(本庁舎 千代田区九段南・石川雅己区長)では、セブン-イレブン・ジャパン(本社 東京都千代田区)との間で『子育て応援見守り隊』に関する協定を締結した。

本取り組みは、同区内の企業や店舗に『子育て応援見守り隊』として協力を得ることで、地域の子どもたちの健全な育成とその家族が安心して暮らし続ける地域社会の実現を目指すというもの。 特に、日常的に区民と交わることが多い「コンビニエンスストア」などの協力は大きな意義を持つ。

今回の協定締結にあたり、セブン-イレブン・ジャパンの桝尾威彦ゾーンマネジャーは「社会の問題に対して官民一体となって解決していくことが、未来を発展させていくということ。これを首都東京の中心地である千代田区で始めることに大きな意味がある。いろいろな取り組みの成功事例を全国に広げていければ良いと思う」と述べた。

同社直営店、また加盟店では、子どもが助けを求めてきた場合などにはこれを保護し、状況に応じて警察、自宅、学校などへ連絡をする。(子ども110番・SOS機能)

さらに店頭や「お届けサービス」などの日常業務を通じて、子どもや家族に何らかの異変を感じた場合には、区内の児童・家庭支援センターへ連絡。また、日常業務の中で児童虐待の予防啓発チラシやポスターを掲示・配布なども行なう。

千代田区では、セブン-イレブンから連絡を受けた場合、区の保有情報と照らし合わせて速やかに状況把握と支援活動などを実施するとしている。

石川雅己千代田区長は「子育て家族の孤立や虐待の状況などは、区の事業だけで把握するのは難しい。子ども達は家族の一員であり、日本の社会あるいは世界の次の時代を担う宝。社会全体で育てていかなくてはならない。協定を通じて様々にご協力いただけることに深く感謝する」と語った。【YG】

◉東京都千代田区
https://www.city.chiyoda.lg.jp/index.html

◉セブン-イレブン・ジャパン
http://www.sej.co.jp/index.html

 
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