みまもりプレス

2017年5月2日(火)

「シニアのボランティア活動に関する意識調査」を実施

ボランティアが地域デビューのきっかけとなる傾向も──:ゆこゆこネット

 シニア向け宿泊予約サービスを提供するゆこゆこ(本社:東京都中央区)では、同社が運営する宿泊予約サイト『ゆこゆこネット』の会員に向けて「社会貢献活動に関する意識調査」を実施、その結果の概要を公表した。

 調査の対象となったのは「50代以上のメールマガジン会員1,962名(有効回答数 )」で、主に「ボランティア」に関する調査結果が示された。

 調査結果のダイジェストによると、まず「ボランティア活動に現在参加しているか」との問いに対して「22.4%」の人がしていると答え、年代別では70代以上が「35.8%」と最多で、以降は「60代・27.5%」「50代・19.6%」という結果で、 高年齢層ほどその参加率が高くなっていた。

 また、「参加したことがあるボランティア活動」の問いに対して、「環境美化(清掃・ゴミ拾い等)」が「60.8%」と最多に。次いで「自治会・町内会・56.4%」、「地域行事の手伝い(祭りなど)・48.8%」となった。(下図参照)

【出典】ゆこゆこネット

 さらに「ボランティア活動に参加してよかったこと」という問いに対しての最多回答は「新しい人間関係ができた・58.0%」で、次いで「社会の役に立つことができた・57.0%」、「新しい経験ができた・48.3%」と続いた。その中で男性は「新しい人間関係ができた」「社会の役に立つことができた」が、女性は「新しい経験ができた」がそれぞれ多かった。

 今回の調査結果を受けて同社では「シニア男性にとってボランティアは、リタイヤ後の地域デビューのきっかけになり、『社会とのつながりを維持したい』『誰かに必要とされていたい』といった欲求を満たしてくれるものと考えます。一方、女性は、『新しい経験ができた』が54.0%と最多で、子育てが一段落し、自分の時間が増えたタイミングで、ボランティアをきっかけとして新たな世界に飛び込んでいます。このように、男女でその理由こそ異なりますが、ボランティア活動はシニアの第二の人生を充実させてくれるものであるといえるでしょう」と分析している。

 同社公開のプレスリリースでは、その他の回答結果も公開中。【A.Yagisawa】

◎ゆこゆこのプレスリリース(@プレス)
https://www.atpress.ne.jp/news/127186

◎ゆこゆこネット
http://www.yukoyuko.net

 
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