みまもりプレス

2017年07月04日(火)

高齢ドライバーを見守るサービスを保険商品に導入

テレマティクス技術で運転状況など見守る新保険登場:三井住友海上&あいおいニッセイ

 三井住友海上火災保険(本社:東京都千代田区)と、あいおいニッセイ同和損害保険(本社:東京都渋谷区)では、「高齢者の安全運転」にまつわる新しい自動車保険を共同開発した。そのコンセプトは「高齢者の安全運転をサポートし運転状況を見守る」というもので、2017年度中に販売を開始するという。

 超高齢化の進展とともに、高齢ドライバーによる重大事故が増加していることを受けて開発された。

 両社グループである「MS&ADインシュアランスグループ」が独自に行なったアンケート調査では、離れて暮らす親の運転を案じる声とともに、自動車保険の高齢者向けサービスに高い関心が寄せられており、そうした多くの声も開発背景にある。

 そこで同グループで推進してきた最新の「テレマティクス技術」を応用して、今回の新保険商品に導入されたのが運転の見守りサポート。

 スマートフォンと運転車両に設置する専用車載器(アプリの自動起動・停止等の機能有)によって、運転状況のデータが同社のデータサーバーに送信される。そのデータを活用することで、安全運転サポートや高齢者の見守りなどのサービスを提供するというサービスを可能にした。

 商品名は、両社それぞれの主力商品である『GK』、『タフ』をベースに、コンセプトのキーワードである「見守る」が加えられている。【A.Yagisawa】

◎三井住友海上:『GK  見守るクルマの保険」
◎あいおいニッセイ同和損保:『タフ・見守るクルマの保険』

◎三井住友海上火災保険株式会社
http://www.ms-ins.com

◎あいおいニッセイ同和損害保険株式会社
http://www.aioinissaydowa.co.jp

 
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