みまもりプレス

2017年08月08日(火)

新介護食『バランス献立』シリーズ全33品がデビュー

「シニア向け商品展開強化」超高齢社会のニーズに照準:アサヒグループ食品

 アサヒグループ食品(本社 東京都墨田区)では、シニア向け商品『バランス献立』シリーズ全33品を、全国にて新発売する。9月1日(金)より。

 同社では、超高齢社会の到来によるシニア向け食品市場拡大の可能性を見据えて、今秋より「シニア向け商品戦略」を強化してゆくという。まずはその一環として、同社シニア向け商品の中心となる介護食を全面刷新して、新ブランド『バランス献立』シリーズの展開をスタートする。

 本シリーズの特長として紹介されている項目は「素材の旨味やだしにこだわり、満足感のあるしっかりとした味付けを実現」「栄養バランスの良い献立作りをサポート」「温めるだけで簡単調理」「長期保存が可能」「商品写真を中央に配したパッケージ、さらにメニュー名や食材のかたさの目安を大きく記載(ユニバーサルデザインフード)」「主食、おかずの区別を分かりやすく記載」など。

 こうした数々の配慮の基となっているのは、同社子会社でベビーフードの老舗としても有名な「和光堂」のノウハウ。同社では「全ての人がいつまでもおいしく食べられること」を目指して、2001年より、『食事は楽し』シリーズを展開。食べやすさや安全性に配慮した製法へのこだわりと、豊富なメニューを提案している。

 高齢者向け食品市場は、超高齢社会への突入に比例するように年々規模を拡大。2015年の販売額は1,376億円(前年比104%/富士経済・高齢者向け食品市場の将来展望2015)という見込みで、また同社のシニア向け食品でも、2011年以来前年比2桁増を続け、2016年は「前年比111%」という成長ぶりだったという。

 また、本シリーズと併せて、口腔ケア用品『オーラルプラス』シリーズでは、『うるおいキャンディ』を新たに発売するという。これも同社のシニア向け商品戦略の一環。【A.Yagisawa】

(※)画像出展「アサヒグループ食品」プレスリリースより

【関連URL】
◎アサヒグループ食品株式会社
http://www.asahi-gf.co.jp

◎和光堂
http://www.wakodo.co.jp/senior/

 
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