みまもりプレス

2017年09月08日(金)

首都圏タクシーが「動く見守り基地局」に

約4,100台が見守りサービス『テプコッタ』の移動基地局として活躍:Japan Taxi

 JapanTaxi(本社:東京都千代田区)では、東京電力ホールディングス(本社:東京都千代田区)が提供するIoT見守りサービス『tepcotta(テプコッタ)』の「動く基地局」として同社のタクシーを活用するシステムを開発。9月7日より東京都渋谷区を中心に本格運用をスタートした。

 見守りサービス『テプコッタ』は、福岡市に本社を持つotta(オッタ)の「ビーコン(電波受発信器)」を搭載した専用携帯端末を持つ高齢者や子どもの位置情報履歴を、家族や保護者などがスマホやパソコンで把握することができるというもの。

 予め登録した基地局付近を「見守り対象者」が通過した場合に、メールや専用アプリで通知を受けることができるのだが、今回、この基地局として「移動するタクシー」に着目した。

 タクシー配車アプリ『全国タクシー』を展開するJapanTaxiが、日本交通(本社:東京都千代田区)が運営する約4,100台のタクシーに『テプコッタ』の携帯端末を検知するアプリを導入したことで、首都圏を中心に稼働する約4,100台のタクシーが「動く基地局」となった。その結果、公共・民間の様々な施設にすでに設置されている固定基地局とあわせて、よりきめ細かい見守り網が強化されたかたちとなる。

 この「動く基地局」については、2017年7月末から順次タクシーにアプリが導入されて検証が重ねられてきたのだという。そして、すでにアプ搭載タクシーが「約5,000回以上」ビーコン電波を受信している実績をもつに至った。今後「動く基地局」の更なる拡充が期待される。【A.Yagisawa】

(※)画像出展「Japan Taxi」プレスリリースより

【関連URL】
◎Japan Taxi株式会社
https://japantaxi.co.jp

◎東京電力ホールディングス株式会社
http://www.tepco.co.jp/index-j.html

◎株式会社otta
https://www.otta.me

◎日本交通株式会社
http://www.nihon-kotsu.co.jp

 
ページのトップへ戻る