みまもりプレス

2017年10月10日(火)

『あんしん運転Ever Drife』がグッドデザイン賞受賞

運転リスクを可視化できる見守りサービスとして高評価:オリックス自動車

 オリックス自動車(本社:東京都港区)が展開するサービス『あんしん運転見守りサービスEver Drive』がこのほど、『2017年度グッドデザイン賞』を受賞した。

 同サービスは、見守り対象となるドライバーの運転挙動をリアルタイムで家族が共有できるというもので、運転状況の通知にはじまり、急ブレーキや急加速のレポート、長時間運転などの発生を家族にメールで報せてくれる。またレポートデータは蓄積されて、運転挙動や運転時間などの推移を比較することで認知機能の低下による行動変化に気づくきっかけにつながることなども期待されている。

 さらに運転履歴が表示できる地図上に「危険挙動発生箇所」をマッピングする機能を使うと、日頃走行するエリアでの危険箇所を認識することもできるという。

 今回のグッドデザイン賞審査委員は「多くの高齢者は地方に住み、車は生活に欠かせない日常の足でもある。そうした高齢者の家族は、不安をかかえながらも取れる手段は限られているだろう。本サービスは、客観的な運転情報を取得し、それを家族に共有する手段を提供する。運転リスクを可視化できると、家族には安心につながるだけでなく、高齢ドライバーにとっても自分の技量を客観的に判断できるので、安全を確保しながら移動の自由が得られるメリットは大きいだろう。ウェアラブル端末などが不要な点もサービス設計が優れている(後略)」とコメントしている。

 グッドデザイン賞は、公益財団法人日本デザイン振興会が主催し、日本唯一の総合的なデザイン評価・推奨の運動。1957年創設以来、国内外の多くの企業や団体などが参加する世界的なデザイン賞となり支持されている。グッドデザイン賞受賞のシンボルである『Gマーク』は、すぐれたデザインを示すシンボルとして広く親しまれている。 【A.Yagisawa】

(※)画像出展「オリックス自動車」プレスリリースより

【関連URL】
◎オリックス自動車株式会社
http://www.orix.co.jp/auto/index.htm

◎グッドデザイン賞の公式ページ
http://www.g-mark.org

 
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