日立製作所(本社：東京都千代田区)とサンヨーホームズ(本社：大阪市西区)の2社は、高齢者の生活を支援する見守りサービスの実証を開始する。

　この実証は、サンヨーホームズのリハビリ施設(大阪府豊中市)において行なわれ、同社の「屋内移動支援ロボット」とともに、日立の「IoT技術」を活用した画像解析システムによって、高齢者のさまざまな歩行パターンのデータを収集。蓄積されたデータを活用して、サンヨーホームズでは高齢者施設や在宅での高齢者の移動を支援する屋内移動支援ロボット「＝寄り添いロボット」の事業化につなげていく考え。また、日立はさまざまな分野での活用実績を強みとする画像解析システムを活用した、高齢者向け見守りサービスの事業化を目指していく。実証期間は2017年11月から約半年間を予定している。

　今回の実証を第一ステップに、両社では「一人ひとりにうれしい暮らしの実現に向けた、高齢者向け生活支援サービス」の協創を今後も進めていく。 【A.Yagisawa】

（※）画像出展「日立製作所」プレスリリースより

【関連URL】
◎株式会社日立製作所
http://www.hitachi.co.jp

◎サンヨーホームズ株式会社／寄り添いロボット
http://www.sanyohomes.co.jp/life_support/yorisoi_robot/