みまもりプレス

2017年11月29日(水)

新人介護福祉士の成長描いた映画が話題に

『ケアニン』が中国・ドイツでも注目:映画『ケアニン』製作委員会

 新人介護福祉士の成長を描いた映画『ケアニン~あなたでよかった~』が、2017年11月28日から中国・福州(福建省)で開催されている「第4回シルクロード国際映画祭の日本映画週間」で、さらに2018年1月12日からドイツ・デュッセルドルフで開催される「第12回デュッセルドルフ日本映画週間」での上映作品に選出された。(『ケアニン』制作委員会)

 同映画は、2017年6月に劇場公開され、「介護の本質を前向きに描いている」と話題となった。そのオリジナルストーリーは、先進的な取り組みで注目を集めている神奈川県藤沢市の施設『おたがいさん(株式会社あおいけあ)』をはじめ、複数の介護業界団体への取材を元に作り上げられたもの。

 2017年秋から始まった「自主上映会」は既に全国150ヵ所以上での開催が決まっており、さらに中国やドイツでも注目されて今回の上映が決定した。両国とも、日本と同様に高齢化が深刻な問題となっている。

 監督を務めた鈴木浩介氏は「この映画のお話をいただいて直ぐにモデルとなった介護施設を見学した時、職員さんと利用者さんの笑顔がとても素敵でした。そしてその施設のご近所さんも一緒になって人生の先輩たちを見守る。これこそ世界モデルとなって世界中が笑顔であふれることでしょう。本作もその空気感を少しでも感じてもらえれば幸いです──」と話している。(同製作委員会リリースより)【A.Yagisawa】

(※)画像出展「映画『ケアニン』製作委員会」プレスリリースより

【関連URL】
◎映画『ケアニン』公式サイト
http://www.care-movie.com

 
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