みまもりプレス

2018年02月23日(金)

故人が残した「デジタル遺品問題」の解決を

遺品整理業リリーフと提携し「パスワード解除」など展開:日本PCサービス

 家庭での「IT機器トラブル解決」などを展開する日本PCサービス(本社:大阪府吹田市)では、遺品整理サービスなどを手がける(株)リリーフとの間で業務提携を結び、リリーフに遺品整理を依頼してくるすべてのユーザーに対して「デジタル遺品処理」の告知を開始する。

 高齢者のインターネット利用率が高まるなか、亡くなった後に「パスワードがわからずパソコンが開けない」「重要なデータが見られない」などのトラブルも増えているという。特に注意をしたいのが、株取引など故人が「有料会員登録」をしているケースなどで、こちらから退会や解約を申し出ない限り利用もしていないのに年間手数料が引き落とされ続けることなどもある。

 今回同社が「リリーフ」の遺品整理ラインナップに『デジタル遺品サポートサービス』を追加することで、遺書や有料会員サービスの登録や借用書の有無、大事なデータの救出など、遺族がより安心して過ごせる遺品のサポート強化ができるとしている。

 また同社では「起動しない、動作が遅い、インターネットがつながらない」など、ITに関わる全般をサポートする。 【A.Yagisawa】

(※)画像出展「日本PCサービス」プレスリリースより。

【関連URL】
◎日本PCサービス株式会社
http://www.j-pcs.jp/

◎株式会社リリーフ
https://relief-company.jp/

 
ページのトップへ戻る