みまもりプレス

2018年03月06日(火)

情報端末化された『賢いバス停』とは?

地域「IoTネットワーク」で児童や高齢者の見守り創出:金沢工業大学(他)

 金沢工業大学(所在地:石川県野々市市)では、野々市市(ののいちし/庁舎:野々市市三納)のコミュニティバス『のっティ』の情報が、『Googleマップ』上の経路検索で利用できるようになったことを発表した。

 これは同大学と野々市市、そしてヨシダ宣伝(本社:石川県金沢市)、NECソリューションイノベータ(本社:東京都江東区)との産官学による取り組みで、総務省の平成28年度IoTサービス創出支援事業として『地域を網羅する賢いバス停による見守りサービス事業の創出と展開~』の一環となるもので、野々市市内の公共交通の利便性を一層高める効果をもたらす。

 『賢いバス停──』とは、住民に身近なバス停を「情報端末化」し、地域を網羅する「IoTネットワーク」を構築することで、児童や高齢者の見守りサービスの創出と展開を目指すというもの。

 この研究活動のなかで作成された「バス停の位置情報」や「バスの経路情報」、「発着時間情報」などのデジタルデータを『Google』に提供することで、本サービスが可能になったのだという。デジタルデータの作成作業は、アイパブリッシング(本社:石川県金沢市)が行なった。金沢工業大学では、この取り組みをさらに推進していくことも発表した。 【A.Yagisawa】

(※)画像出展『金沢工業大学』プレスリリースより。

【関連URL】
◎金沢工業大学
http://www.kanazawa-it.ac.jp/index.html

◎野々市市(石川県)
https://www.city.nonoichi.lg.jp

◎ヨシダ宣伝株式会社
https://www.ysd-sd.com

◎NECソリューションイノベータ株式会社
http://www.nec-solutioninnovators.co.jp

◎アイパブリッシング株式会社
https://www.ipublishing.jp

 
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