九州電力（本社：福岡市中央区）が福岡市で実施している見守りサービス『Qottaby（キューオッタバイ）』に関する実証実験に、このほど西日本シティ銀行（本社：福岡市博多区）が参加し、基地局の設置や本実験のPRなど共同で実施することになった。

　九見守りサービス『Qottaby（キューオッタバイ）』は、IoTを活用した見守りサービスを展開している「株式会社otta（オッタ）」と九州電力の共同案件として、2017年12月に福岡市実証実験フルサポート事業に採択されたもので、福岡市や福岡地域戦略推進協議会の協力のもとで実施されている。

　九州電力の発表では、今回の西日本シティ銀行の実験参加について「地域社会の課題を解決するという思いが一致したため、協力頂くことになったものです」としている。

　九実証実験では、「ビーコン（電波発信機）」を搭載した「専用見守り端末」を活用する。

　「専用見守り端末」を携帯する子どもや高齢者などの位置情報を、保護者や見守り実施者がスマホやパソコンで確認することができるというもので、地元企業に参加をすることで、基地局の設置場所の拡大などさらなる有用性の向上が期待できる。 【A.Yagisawa】

（※）画像出展「九州電力」プレスリリースより。

【関連URL】
◎九州電力株式会社
https://www.kyuden.co.jp

◎株式会社西日本シティ銀行
https://www.ncbank.co.jp

◎株式会社otta
https://otta.co.jp