みまもりプレス

2018年03月26日(月)

3年の開発期間を経てIoT見守りシステム販売開始

丁寧な実証実験を重ねた病院・介護施設向け『Happiness絆』:オフィスワン

 コンピュータシステムの開発などを手がけるオフィスワン(本社:大阪市北区)では、病院や介護施設向けのIoT見守りシステム『Happiness絆』の販売を開始する。(2018年4月1日より)

 同システムは「バイタルチェック」「徘徊防止」「排泄・排尿管理」など、現場で必要とされるセンサーを一括で管理できるというもの。

 3年間にわたる同システム開発期間中は、丁寧な実証実験が重ねられてきたという。まず1年間をかけ、現場の声として「看護士・介護士」への聞き取りが行なわれた。実際にシステムを見てもらいながら、現場ならではの率直な意見を収集。その内容を参考に、システムの見直し、修正が幾度も繰り返されたのだという。さらにその後、「一般社団法人i-RooBO Network Forum」の協力を得ることで『Happiness絆』の実証実験が、大阪の介護施設でも行なわれた。

 そして、「業務にすぐ使えるので非常に便利です。」「すごくわかりやすい管理画面ですね。」「夜の勤務では、すごく助かります。夜、亡くなる可能性が高い中、今までは心配している入居者を1時間おきに状態確認でお伺いしていたのが、このセンサーで確認できるので、今は念のため3時間おきの状態確認に変更し、助かりました。また、精神的にも楽ですね。」などの意見が得られたという。

 会社設立以来、法人の基幹業務開発を主に行なってきた同社。その一方で、独自のノウハウや技術を使って更に社会に役立てられないかという点から、深刻な人手不足の問題を抱える介護施設・病院の負担を削減できるIoT見守りシステム開発に着手したのだという。

「3年にわたるシステム開発を経て誕生したのが『病院・介護施設向けIoT見守りシステム/Happiness絆』です。当社のセンサー技術を生かし、幾度も看護師・介護士さんのご意見をお聞きしながら、使いやすい管理画面などの改善を繰り返し、やっと納得できるシステムだとお声をいただき発売いたします」(同社・プレスリリースより) 【A.Yagisawa】

(※)画像出展「オフィスワン」プレスリリースより。

【関連URL】
◎『Happiness絆』の概要
http://www.medical999.com/

◎株式会社オフィスワン
http://www.of1.co.jp

◎一般社団法人i-RooBO Network Forum
http://iroobo.jp/

 
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