みまもりプレス

2018年03月27日(火)

『親の老後に関する調査』で不安への対策わずか6.4%

約8割が「親の老後が不安」と答えるも「未対策」多く:東京電力エナジーパートナー

 東京電力エナジーパートナー(本社:東京都港区)ではこのほど『親の老後に関するアンケート調査』を実施、その結果を公開した。調査対象となったのは「30歳~49歳の男女300人」。

 同社によれば、本調査で「自分の親に対する気持ちと、それに対する自身の行動に大きなギャップがあることが判明した」という。

 まずは■親の老後について「不安あり」と答えた人は78.3%だったのに対し、そのことについてなにか「対策をとっている」と答えた人はわずか6.4%にとどまった。

 これについては「自分の親はまだ大丈夫」と思っていたり、具体的な対策を講じようにも、どのような点に気をつけ、何をすればいいのかわからないというユーザーが多いからではないか──と同社は分析する。

 「『この前会ったときは元気だった』『自分では元気だと言っているから大丈夫だ』 ── など、目に見える変化はなくても、加齢による心身の変化は誰にでも起こりうるものです。本人も周囲も認識しないうちに、いつの間にか判断力が低下していることもありますし、家の中でちょっとしたものにつまずくこともよくあることです。親の生活状況に応じて、どのような点に気を付ければいいのか。今回の調査結果を踏まえた有識者の見解を参考に、自分の親の対策をこの春から考えてみてはいかがでしょうか」(同社談。有識者による見解詳細は文末を参照)

 また同社では本調査結果公開と並行して、家電の利用状況から離れて暮らす家族の暮らしぶりを見守るサービス『TEPCOスマートホーム 遠くても安心プラン』の活用を提案している。本サービスの特徴は、普通に暮らしているなかで変化する「家電」の使用状況から読み取られるという点から、見守られる側に「監視されている圧迫感」のようなものを与えないという点があげられる。契約者を含む最大5人まで登録することができて、「どの家電」が「どれくらい使われたのか」をいつでもスマホで確認ができる。

 また、日・週ごとにまとめたレポートをメールで受信することもでき、もちろん、家電の利用状況から、いつもと様子が違うと判断された時はメールで通知が届く。心配なときには、「訪問確認サービス」を年間2回までは無料で利用することもできるという。(3回目以降は有料で対応) 【A.Yagisawa】

(※)画像出展「東京電力エナジーパートナー」プレスリリースより。(ソース元:PR TIMES)

◎渡辺修一郎氏:桜美林大学大学院老年学研究科教授(社会医学系指導医、医学博士) ◎堀内裕子氏:(シニアライフデザイン代表)によるコメント、および、『■さりげなく自分の親をチェック! ”10のチェック項目”を活用してみよう!』の内容については、下記『PR TIMES』のリリース原文を参照。

【関連URL】
◎PR TIMES
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000007.000026322.html

◎東京電力エナジーパートナー株式会社
http://www.tepco.co.jp/ep/index-j.html

 
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