ドリームエリア（本社：東京都渋谷区）ではこのほど、NTTコミュニケーションズから提供されたモバイル通信サービス『100円SIM』や、強固なクラウド基盤である『Enterprise Cloud』などからなる「IoTネットワーク基盤」を活用した児童見守りサービス『みもり』の提供を開始する。2018年４月下旬より。

　『みもり』は、子どもに見守り専用デバイス『みもりGPS』を携行させて、専用アプリをインストールした保護者のスマホで子どもの行動を見守るサービス。

　こうした「居場所検知」タイプの見守りサービスは、個人情報や位置情報をインターネット経由で通信するのが一般的だが、『みもりGPS』に内蔵された各種センサーとGPSで収集した位置情報は、『100円SIM』によってインターネットを経由せずに「VPN」を利用してセキュアに送信されるというのが本サービスの特徴。また、強固なクラウド基盤『Enterprise Cloud』上で情報を管理することができるという点や、同社が有する地域の口コミ情報を活かした「危険な場所に関する豊富なデータベース」を利用することで、子どもが危険な場所に侵入すると、自動で『みもりGPS』が警告メッセージを鳴らして、子どもへ注意を促すというのも、特筆すべきポイント。

　同社では今後、多くの子どもが通園・通学する保育園、幼稚園、小中学校などに本サービスを提供して、2021年度までに18万台以上の販売を目指す。同社はNTT コミュニケーションズとともに引き続き「安心・安全なIoT社会を実現するサービス開発を共同で進めていく」としている。 【A.Yagisawa】

（※）画像出展「NTTコミュニケーションズ」プレスリリースより。（ソース元：＠Press）

【関連URL】
◎ドリームエリア株式会社
http://www.dreamarea.com/index.html

◎NTTコミュニケーションズ株式会社
https://www.ntt.com/index.html