みまもりプレス

2018年04月20日(金)

福岡市で「認知症見守りIoT実証実験」を計画

産官学民の取り組み『福岡100』の一環でLiveRidgeが実験を受託

 IoTサービスの企画・開発などを展開するLiveRidge (ライブリッジ/本社:東京都港区)では、福岡市との間で「認知症見守り」に関するIoT事業協定を結んだ。

 同市が推進する産官学民による取り組み『福岡100』の「認知症フレンドリーシティ・プロジェクト」に参画するかたちで、『Fukuoka City LoRaWAN(ローラワン)を活用した認知症の人の見守り実証実験事業』を受託。平成30年6月1日の実験開始を目指して準備を進める。

 本事業は、認知症の大幅な増加が見込まれる中、最新のIoT技術を活用した「見守り体制強化」に向け、『Fukuoka City LoRaWAN』とそれに対応する機器を用いた見守りの実証実験を行ない、その結果を検証することでその後の福岡市の「認知症高齢者施策」の重要な材料とすることを目的としている。

 LiveRidgeは、『LoRaWAN』をはじめとする複数のLPWA通信規格に対応するGPS見守り位置情報サービス『LiveAir』を提供しているが、このほど福岡市の公募事業に採用され、市内全域において、認知症により行方不明になる恐れがある人の早期発見を実現するシステムを検証する実証実験を請け負うこととなった。

 「本実証実験の結果の検証を通じて、認知症の人、ご家族が安心して生活を継続し、万が一のときには地域の人々が連携して助け合う、そのような地域・社会の実現を目指してまいります」(LiveRidge発表資料より)。

 なお、福岡市では本実証実験に協力をしてくれる「見守り対象者」を公募している。(詳細は下記リンクを参照) 【A.Yagisawa】

(※)画像出典『LiveRidge』プレスリリースより。(ソース元:PR TIMES)

【関連URL】
◎株式会社LiveRidge
https://www.liveridge.com/

◎『Fukuoka City LoRaWANを活用した認知症の人の見守り実証実験』協力者募集
http://www.city.fukuoka.lg.jp/〜

 
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