みまもりプレス

2018年07月31日(火)

8年の研究成果で生まれた『さらっとご飯クッカー』

「おねば」を回収──「高齢者の食べやすい米飯」に関する研究が結実:タイガー魔法瓶

 タイガー魔法瓶(本社:大阪府門真市)では、IH炊飯ジャー<炊きたて>シリーズから、高齢者施設向けとなる『さらっとご飯クッカー』を発売する。8月21日より。

 同社は「高齢になってもおいしいごはんを自らの口で噛んで召しあがっていただきたい」という思いから、兵庫県立大学環境人間学部・坂本薫教授との共同研究で「高齢者の食べやすい米飯」について徹底的に 追求。約8年にわたる試行錯誤が重ねられた結果、『さらっとご飯クッカー』誕生にいたった。

 老化によっておこるごはんの飲み込みにくさの原因は「ごはんの粘り(べたつき)」であることに着目して、炊飯時の「おねば」を回収するという新たな発想が採用された。このことで、やわらかく口の中に残存しにくい「=飲み込みやすい(さらっとした)ごはん」が炊けるという。

 もちろん、おいしさや栄養が損なわれないように「おねば」の回収度合いにもこだわり、軟飯やおかゆのようにごはんの粒立ちがくずれることなく、普通のごはんと同じお米本来のおいしさを引き出しているという。

 まずは「高齢者施設向け商品」として販売される予定。

(※)画像出典『タイガー魔法瓶』プレスリリースより。(ソース元:日経プレスリリース)

【関連URL】
◎タイガー魔法瓶株式会社
https://www.tiger.jp

 
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