みまもりプレス

2018年09月19日(水)

独居高齢者の入居を見守るトライアル開始

『スマートルームみまもり』で賃貸入居問題の解決目指す:NTT西日本×プリンシプル

 NTT西日本(本社:大阪府大阪市中央区)と、プリンシプル(本社:福岡県福岡市)では、九州を拠点とする不動産管理会社7社と協業して、高齢者の居室を見守る『スマートルームみまもり』のトライアルを開始した。

 「高齢社会白書(平成29年版/内閣府)」によれば、2015年時点ですでに65歳以上の独居者が約600万人に達しており、そのうちの33.8%が公営または民間賃貸に入居しているという。今後もこうした独居高齢者が増加傾向にあるとされるなかで、居室内での体調急変の発見が遅れることによる「孤独死」を課題に、物件オーナーが高齢者の独居を承諾しないケースも増加するとみられる。

 ただその一方で、高齢者に住まいを提供することは、物件オーナーにとっても「空室リスク」を減らす対策でもあることは事実。そこで今回、プリンシプルとNTT西日本が共同で開発した『スマートルームみまもり』を、以下7社の管理会社の協力を得て高齢者宅に一定期間無償で導入を進めるトライアルを実施することになったという。ここで実際の効果や運用性などが検証される。 【A.Yagisawa】

◎不動産管理企業・協力7社(五十音順)
・株式会社駅前不動産
・株式会社川商ハウス
・中部興産株式会社
・株式会社福徳不動産
・株式会社マイホーム情報不動産
・株式会社三好不動産
・株式会社明和不動産

(※)画像出典『NTT西日本』プレスリリースより。(ソース元:日経プレスリリース)

【関連URL】
◎西日本電信電話株式会社(NTT西日本)
https://www.ntt-west.co.jp

◎株式会社プリンシプル
https://www.principle2007.co.jp

 
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