みまもりプレス

2018年11月19日(月)

児童登下校見守り『ツイタもん』

スマホ用アプリを本格スタート:シン・エナジー

 シン・エナジー(兵庫県神戸市)が資本・業務提携を結ぶAIプロジェクト(大阪府大阪市)は、児童見守りサービス『ツイタもん』に、学校と保護者をつなぐスマホ用アプリのサービスを、本格的に開始した。

 『ツイタもん』とは、「児童の登下校時刻」が学校設置のシステムに自動的に記録されるというもの。ICタグを持った児童が校門を通過すると、その時刻が防犯カメラの映像と合わせて記録される。有料会員であれば、校門を通過した時刻がリアルタイムにメールで送信される。

 同サービスの大きな特徴としてあげられるのが、防犯カメラを含めたシステム設置の費用を学校側で負担することが無く、また児童に携帯させるICタグは卒業まで無料貸与されるというもので「初期投資コストをかけずに導入が可能」という点。

 あわせて、児童に携帯電話やスマホを持たせる必要もなく、ICタグを希望する全児童に平等に配布されるということも大きな特徴。

 2008年にサービスが開始され、2013年には大阪府池田市が、2018年には東京都台東区と奈良県奈良市の公立小学校が行政支援で一括導入がスタートし、「社会インフラの一つとして認知され始め、市区町村単位で導入を検討される地方自治体が増えてきました」と同社は語る。

 さらに今後、スマホ等のGPS端末を持たずに子どもの位置情報が確認できるサービスの実証実験も終えており、さらなる機能強化も予定しているのだという。

 今回導入されたアプリサービスは、保護者から学校への欠席通知、遅刻連絡などが確認できる「連絡機能」や、学校側で学校行事予定をカレンダーに登録したり、習い事や家族の予定をカレンダーに登録できりたりする「スケジュール機能(有料会員向け)」、また、地域で使える無料・割引クーポンなどの情報を受け取れる「お得情報配信(有料会員向け)」などの機能が搭載された。 【A.Yagisawa】

(※)画像出典『シン・エナジー』プレスリリースより。(ソース元:PR TIMES)

【関連URL】
◎シン・エナジー株式会社
https://www.symenergy.co.jp

◎株式会社AIプロジェクト
https://www.ai-p.co.jp

 
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