みまもりプレス

2018年12月10日(月)

家庭での「心臓突然死」を防ぐためにできること

「家庭用AED」のレンタルサービスを開始:セコム

 セコム(東京都渋谷区)では、家庭用のAED(自動体外式除細動器)のレンタルとオンラインサービスをパッケージ化した『セコム・MyAED』を開始した。家庭における「心臓突然死」を防ぐ備えとする。

 同社では2004年9月より、日本で初であったAEDのレンタルサービス『セコムAEDパッケージサービス』を開始しており、そのサービス販売台数は累計で20万台を突破しているという。(2018年4月時点)

 その一方、国内では未だに年間約「7万人」の人が心臓突然死によって亡くなっており(総務省消防庁)、また、その「7割」以上が自宅で発生しているのだという(Resuscitation)。

 そこでセコムでは「自宅での心臓突然死を減らすには家族らによるAEDを使った心肺蘇生法が重要である」とし、「家庭へのAEDの普及」に本格的に取り組むにいたったのだという。

 AEDを収納するキャリングケースは、どの角度からも「AED」と一目で認識できるデザインが採用され、家庭での「様々な置き方」に配慮された。また、専用LTE端末によって、AED機器故障や消耗品交換時期などを、同社がオンラインで見守る。また、いざという時の備えとして、既往歴やかかりつけ医の情報を記載した「救急情報」をAEDと一緒に保管可能とし、救急隊によるスムーズな対応を促すことも可能だという。

 併せて、家族の健康管理サポートのため、セコムの看護師があらかじめ預かった救急情報をもとに、電話での健康相談にも対応するとのこと。 【A.Yagisawa】

(※)画像出典『セコム』プレスリリースより。(ソース元:PR TIMES)

【関連URL】
◎セコム株式会社
https://www.secom.co.jp

 
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