みまもりプレス

2019年3月19日(火)

認知症を正しく理解するための研修会を実施

人気プログラム『実践!認知症ケア研修会』例年通り盛況裡に終了:日本通所ケア研究会

 介護事業者全般に向けて、多面的なスキルアップを目的に各種研修の企画・運営を展開する日本通所ケア研究会(事務局:広島県福山市)では、『実践!認知症ケア研修会2019』を大阪・東京・福岡の3大都市にて開催した。

 同研修会は、「認知症」と「人」を正しく理解し、認知症の方が気軽に社会参加できる環境や支える側の負担を軽減する状況をつくるための知識と技術を高めるためのもので、2012年よりスタートしている人気プログラム。今回も3会場合算で400名を超える聴講者が集まった。

 研修会プログラムは以下のような内容となる。次回日程などの問い合わせは同研究会・下記公式サイトまで。【A.Yagisawa】

(以下・同社リリース文書より)

【今回の研修会内容】
記憶力や判断力の低下によって孤立しがちな認知症高齢者の方が、地域での生活を継続するために私たちにできる支援は何でしょうか。同時に、虐待や拘束など認知症介護をめぐる痛ましい事件や事故が後を絶たない中、負担の多い家族介護・認知症介護を提供する職場環境などには、介護負担の軽減・リフレッシュ機会など支える側の支援も必要です。認知症の方が不安なく生活できる社会をつくるためには、私たちが認知症を理解し、認知症の方が気軽に社会参加できる環境や支える側の負担を軽減する状況をつくることが大切です。私たちは本当に「認知症」と「人」を正しく理解できているのでしょうか。

この研修会では、【認知症の人の日常生活・社会生活における支援を充実する】を目的に、「適切な関わり方」「バーンアウトを起こさない環境づくり」「QOLを高める具体策」「本人が望む最期を実現する具体策」など認知症ケアの質を高め、ワンランク上のサービスを提供するヒントを多数ご紹介いたします。

【対象】
認知症介護に従事する介護従事者、医療従事者、介護家族、学生 ほか

【参加費】(2019年3月開催分)すでに終了
1講座:3,000円(税・資料代込み)/全4講座:10,000円(税・資料代込み)

【プログラム】
第1講座 10:00~11:30
「ケアを拒否!?こんなときどうする!?認知症の“人の理解”と適切な関わり方」
講師:渡辺 哲弘氏(株式会社きらめき介護塾)

第2講座 11:40~13:00
「認知症ケアの現場で介護拒否・バーンアウトを起こすスタッフへ~対人関係における不安・怒り・イライラのメカニズムの理解と打ち手~」
講師:高原 達也氏(アドラー心理学講師)

第3講座 14:00~15:20
「事業所と地域で支える認知症の方への支援~「生きがい」「人間らしさ」を引き出しQOLを高める具体策~」
講師:<大阪・東京>直井 誠氏(和が家の古民家デイいぶき)/<福岡>田中 兼浩氏(認知症対応型デイサービスかてて)

第4講座 15:30~16:30
「認知症の方のその人らしさを最期まで実現する環境づくり~活動の工夫から看取りケアの実践まで~」
講師:今川 由美子氏(多機能地域ケアホームありがとうグループホーム)

【その他】
本大会は、日本認知症ケア学会単位認定講座です(認知症ケア専門士単位:3単位)

【後援】
一般社団法人日本認知症ケア学会

(※)画像:同研修会/東京会場より。

【関連URL】
◎日本通所ケア研究会
https://www.tsuusho.com

◎株式会社QOLサービス
http://www.qolservice.co.jp/

 
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