みまもりプレス

2019年3月26日(火)

『クイックアーム体験』で反射神経などを測定

交通安全イベント「高齢者交通事故防止」を啓発:日本損害保険協会 北海道支部

 日本損害保険協会・北海道支部(札幌市中央区)では、3月5日に開催されたイベント『チャレンジ・ザ・交通安全』で、「高齢者交通事故防止」のための啓発活動を実施した。当日は約200名が参集した。

 同協会ブースでは、加齢に伴い低下する「認知・判断・行動」機能をゲーム感覚で測定できる『クイックアーム』体験が実施された。この催しは「北海道交通安全協会」との連携によるもの。

 参加者からは「自分が想像していた以上に認知力、判断力、反射神経が衰えていることが認識できた。測定結果を踏まえ、今後は今以上に気を付けて日々の生活を送るようにしたい──」などの感想が寄せられたという。併せて2018年12月からインターネット上で公開されている北海道内「スリップ事故多発マップ」の紹介もなされた。

 本イベントは今回で「13回目」を数える。「札幌地区トラック協会札幌北支部」と「札幌方面北警察署」が主催し、交通事故ゼロの社会の実現に向けて開催されている。特に交通事故に遭いやすい高齢者に対して交通安全を呼びかけることを目的としている。

 北海道警察によると、「2018年・北海道の交通事故死者」のうち65歳以上の高齢者は「56.0%」を占め、前年より4.6%増加しているとのこと。また、75歳以上の高齢者は全体の「36.2%」を占めるという。

 「当支部では、今後も北海道内の関係機関・団体などと連携し、高齢者の交通事故防止に向けた普及啓発に取り組んでいきます」(日本損害保険協会・北海道支部) 【A.Yagisawa】

(※)画像出典『日本損害保険協会・北海道支部』プレスリリースより。(ソース元:アットプレス)

【関連URL】
◎一般社団法人日本損害保険協会 北海道支部
http://www.sonpo.or.jp/about/address/shibu/hokkaido.html

◎『クイックアーム』の詳細(イーティエフ株式会社)
http://www.e-t-f.co.jp/quick_arm.php

 
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