みまもりプレス

2019年7月9日(火)

薄さ「0.35mm」のおむつセンサーを開発

衛生管理もしやすい「非接触おむつセンサー」:オフィス・ワン

 コンピュータシステム開発や販売、保守、管理などを手がけるオフィス・ワン(大阪市北区)では、「非接触おむつセンサー」を開発。病院・介護施設向けIoT見守りシステム『Happiness絆』の新センサーとして発売を開始した。並行してセンサー単独でも販売する。

 「非接触おむつセンサー」の厚さはわずか「0.35mm」。シート型センサーで、シーツとマットレスの間に敷いておくことで、排尿・排泄に伴うおしり部分の重量変化を「静電容量方式」によって検知し、付属のコントロール装置がIoT見守りシステム『Happiness絆』のタブレット管理画面に通知するという仕組み。

 「従来のおむつセンサーはおむつ内に取り付けて湿度や温度変化を計測するタイプがほとんどで、身体に直に触れるため衛生管理の手間がかかり、形状によっては睡眠を妨げる可能性がありました。また、『濡れたか・濡れていないか』の検知しかできないため、おむつを替える必要のない少量の尿でも反応することがありました。当社の新センサーはこれらの欠点を克服し、非接触のため衛生的で設置も簡単、個人個人の尿量に合わせた設定で就寝中の方を必要以上に起こすことがなく、介護する方にも介護される方にもやさしいセンサーです──(オフィス・ワン)」

 同社ではこの『非接触おむつセンサー』の特徴として
(1) 非接触式だからアルコールで拭くだけで衛生管理も万全
(2) 個人の排尿・排泄量に合わせて10段階の感度調節が可能
(3) センサーとコントロール装置を分離し薄型化を実現──などを掲げている。 【A.Yagisawa】

(※)画像出典『オフィス・ワン』プレスリリースより。
(ソース元:日経プレスリリース)

関連URL
◎株式会社オフィス・ワン
http://www.of1.co.jp/

◎病院・介護施設向けIoT見守りシステム『Happiness絆』詳細
http://www.medical999.com/

 
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