みまもりプレス

2019年9月5日(木)

認知症を疑似体験して理解を深める講座

『認知症フレンドリー講座』の提供がスタート:朝日新聞社

 認知症を理解するための講座『認知症フレンドリー講座』のサービス提供がスタートした。提供は朝日新聞社(東京本社/東京都中央区)。

 本プログラムは、受講者が一方的に聴講するものではなく、「体験型」として進んでゆくのが特徴。「VR(ヴァーチャル・リアリティ)ヘッドセット」を装着して、認知症の人が見えている世界を疑似体験(朝日新聞認知症VR)する。

『朝日新聞認知症VR』は専門医の監修のもと開発されたもので、以下の3本のコンテンツが用意されている。

(1)空間を把握する能力などが低下し、段差が下りづらい状況を再現した『階段を下りる』
(2)主にレビー小体型認知症に特徴的に現れるとされる『幻視』
(3)認知機能が低下した人の運転状況を再現した『自動車の運転』

 併せて、認知症の人が思いを語るインタビュー映像や、専門医の解説なども視聴し、認知症についてくわしくない人でも「自分事として考える機会──」になることを目的としている。講座時間は「60分から120分程度(標準90分)」で受講者の希望に応じて設定されるという。

 本プログラムは「団体受講」が前提となっており、プログラムの提供先として「シニアを顧客の中心とする企業の従業員研修」「自治体などが主催する地域住民向けイベント」「介護関連施設の職員」「医療関連の専門職員」「看護師や介護福祉士を養成する教育機関の授業」などが想定されているという。

 料金など、プログラム詳細は下記リンクを参照。 【A.Yagisawa】

(※)画像出典:『朝日新聞社』プレスリリースより。
(ソース元:PR TIMES)

【関連URL】
◎朝日新聞:『認知症フレンドリー講座』スタート!
https://www.asahi.com/corporate/info/12683093

◎株式会社朝日新聞社
https://www.asahi.com/corporate/

 
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