みまもりプレス

2019年11月14日(木)

ステッキを握る手を暖かく包み込む

ステッキ用防寒具『care pocket』熱い思いの下に完成:カインドウェア

 デザインと機能を併せもったシニア向け商品を展開するカインドウェア(東京都千代田区)では、ありそうでなかったステッキ用防寒具『care pocket(ケアポケット)』を発売する。同社が運営するアクティブシニア向けブランド『KINDCARE(カインドケア)』より。

 通常の手袋を着用してステッキを使用する場合、握りにくく、持ち手が滑りやすくなり転倒の原因にもなりかねない点に着目したのがこの『care pocket』。ステッキの握り部分に装着し、一体化させて使用する。ポケット内部の裏起毛が暖かく手を包み込んでくれるから、ステッキを握る手は素手でも大丈夫。ポケット内にはゆとりがあるので、グリップを握る動作も邪魔しない──というもの。

 本体の素材には「クロロプレンゴム」が採用されていて、寒い冬の冷たい雨や雪の日でも安心な耐水設計になっているというのも嬉しい特徴。

 本商品の起点は〝入院生活を豊かにするデザイン〟をテーマに開催されている『医美同源デザインコンペティション』(2018年)において、『care pocket』のコンセプトを出展した『TEAM OHMORI』が、一般の部で「優秀賞」を受賞したところから始まる。

 『TEAM OHMORI』は名古屋市内の大森地区で共に育った医師、理学療法士、デザイナーの3人によって結成されたユニットで、「それぞれの知見を活かして人の生活をより豊かにすることができないか──」という想いのもとから生まれたのが『care pocket』のコンセプトだったという。

 そして『TEAM OHMORI』から商品化パートナーとしてオファーを受けた『カインドウェア』では、その人柄や熱い思いに共感し商品化が決定。そこから1年間の試行錯誤を経て、今回の商品誕生に至ったのだという。

 価格は10,000円(税別)。『KINDCARE』のオンラインショップや全国の百貨店などで取り扱われる。 【A.Yagisawa】



(※)画像出典:『カインドウェア』プレスリリースより。
(ソース元:PR TIMES)

【関連URL】
◎KINDCARE公式オンラインショップ
『care pocket』の詳細
https://kind-care.jp/?pid=146782747

◎『TEAM OHMORI』
https://teamohmori.jimdofree.com

◎株式会社カインドウェア
http://www.kindware.co.jp/

 
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