みまもりプレス

2020年3月2日(月)

阪神線沿線で傘シェアリング『アイカサ』導入

地域環境づくりの一環でシェアリングエコノミー活用した連携協定締結:阪神電鉄

 阪神電気鉄道(大阪市福島区)では、神戸市(庁舎:中央区)そしてNature Innovation Group(東京都渋谷区)との間で、『シェアリングエコノミーを活用したまちづくり実証事業に関する三者連携協定』を締結。それにともない阪神線沿線「39駅・49ヵ所」で傘のシェアリングサービス『アイカサ』を導入した。(協定締結日:2020年2月17日現在)

『アイカサ』は、Nature Innovation Groupが提供するサービスで、1日70円で傘をレンタルし、『アイカサ』の傘立てがあるところなら、どこでも返却が可能というシェアリングサービスで、関西では初めての導入とのこと。

 阪神電鉄では、2016年より、沿線活性化プロモーションシンボル『“たいせつ”がギュッと。』がプリントされたビニール傘『みんなの傘』を3駅に設置し、ユーザーの利便性向上と、短期間での廃棄が多いビニール傘などの廃棄物削減に向けた検討を実施してきた。また、神戸市は、地域活性化などのまちづくりに向けた課題解決に向けて、雨天時の経済活動の促進などにつながる「傘のシェアリングサービス」の有効性を検討してきた経緯をもつ。

 そしてこのほど、共同で「シェアリング傘サービス」を導入することで一致し、協定締結にいたったのだという。

 阪神電鉄では「シェアリング傘の導入は、ビニール傘の廃棄物削減に向けた取組みであることから、『未来にわたり住みたいまち』をつくるために、『地域環境づくり』と『次世代の育成』を柱として推進する阪急阪神ホールディングスグループの社会貢献活動『阪急阪神 未来のゆめ・まちプロジェクト』の一環として実施するものです──」としている。 【A.Yagisawa】



(※)画像出典:『阪神電鉄』プレスリリースより。
(ソース元:アットプレス)

【関連URL】
◎阪神電気鉄道株式会社
https://www.hanshin.co.jp/

◎神戸市
https://www.city.kobe.lg.jp

◎『アイカサ』公式サイト(Nature Innovation Group)
https://i-kasa.com

 
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