みまもりプレス

2020年3月16日(月)

『通学路安全支援システム』で通学時の児童を見守り

通学路のリスクを可視化して事件・事故を未然に防ぐ対策につなげるために:昭文社

 道路地図『スーパーマップル』などで知られる昭文社(千代田区麹町)では、学校の通学路の安全確保を支援するパッケージ型ソフトウェア『通学路安全支援システム』をリリースした。

 

 主に学校向けの新製品として登場した『通学路安全支援システム』は、児童の氏名や自宅住所と、定期点検によって確認された危険箇所を本システム上に登録しておくことで、リスクの高い通学路を通る児童が瞬時に地図上に展開されるというもの。

 これにより、横断歩道やガードレールを設置したり、110番の家を設置するなど、事件・事故を未然に防ぐスムーズな対応・対策が可能となる──としている。

 さらに、学校等で設定している通学路だけでなく、児童の自宅から学校に至るまでの経路を登録することで、特にリスクが高まる「一人通学」の区間等を念頭に置いた危険箇所の抽出も、可能となるのも特徴のひとつ。

 こうした、「地図」を活用したシステムは高額な開発費が必要だが、同社がこれまで培った「地図アプリ開発技術」と「電子地図ソフト」の利用を組み合わせることで、導入しやすい提供価格が実現したのだという。また、パッケージ型ソフトウェアをPC端末にインストールするだけなので扱いやすく、価格もパッケージ料金のみというのもシンプルでわかりやすい。

 地図上に表示される情報は登録内容に応じて切り替えることもでき、例えば、「学年別」に表示することで帰宅時間が異なる場合のシミュレーションが行えるなど、より実態に即したリスクの可視化と分析、対策が可能になるという。

 あわせて、登録された情報は「CSVファイル」や「画像」として出力もできるので、校内や各家庭への情報共有や通学路点検時の報告書作成業務の効率化にも、役立てることができる。

 販売価格は50,000円(税抜)で、『通学路安全支援システム+スーパーマップル・デジタル1本付き』という内容。現在、発売開始キャンペーン中で、「2020年3月末」までの申込みに限り特別価格39,500円(税抜)で提供されている。 【A.Yagisawa】



(※)画像出典:『昭文社』プレスリリースより。

【関連URL】
◎『通学路安全支援システム』
https://www.mapple.co.jp/biz/service/digital/other/tsugakuro/

◎株式会社昭文社
https://www.mapple.co.jp

 
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