みまもりプレス

2020年3月31日(火)

乳幼児を見守る産院向けベビーセンサー

日本製『Baby Ai Med.』4月より発売を開始

 リキッド・デザイン・システムズ(LDS/横浜市港北区)とリコオテクノ(東京都台東区)では、産院における乳幼児の睡眠中の安全を見守る『ベビーセンサーBaby Ai Med.(ベビーアイメド)』の販売を4月から開始する。本製品の開発/量産はLDS社が行い、販売はリコオテクノ社がそれぞれ担当する。

 今回、発売される『Baby Ai Med.』は、2019年度4月に発売された『ベビーセンサーBaby Ai(ベビーアイ)』を、産院向けに改良し発展させた製品。「看護師さんの業務負担と産後の母親の乳幼児見守り負担を軽減します──」というもの。

 乳幼児の睡眠中に、身体に非接触で体動から推測した呼吸数をモニターできる日本製のBabyTechで、性能は体動から推測した1分間の平均呼吸数(以下、呼吸体動数)を常時モニターし、呼吸体動数が大幅に変化したときに本体から光と音でアラートを発する。また、今後製品化予定の専用端末/アプリにより「見守りシステムのIoT化」を行い、専用端末でセンサー感度を5段階調整、呼吸体動数や乳幼児近くの気温・湿度の表示および記録、複数名の乳幼児を同時遠隔モニター/アラートなど様々な発展性があるとしている。

 本製品は新生児から「2〜3ヵ月」の赤ちゃんに最適化した仕様となっているとし、ベビーコット内に設置できる柔らかなセンサーマットも付属しているとのこと。

 LDS社は、乳幼児から成人、高齢者までの眠りを記録、解析する独自のバイタルセンサーを利用したIoT製品の開発を推進しており、本製品は、本体及びアプリを含めてベビーセンサー関連の第8番目の製品になるという。また、リコオテクノ社は医療機器を扱う輸入商社で、初の「国内製ベビーセンサー」の取り扱いになるとのこと。 【A.Yagisawa】



(※)画像出典:『リキッド・デザイン・システムズ』プレスリリースより。
(ソース元:PR TIMES)

【関連URL】
◎株式会社リキッド・デザイン・システムズ
https://liquiddesign.co.jp

◎株式会社リコオテクノ
https://www.riko-techno.com

 
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