みまもりプレス

2020年5月14日(木)

外出自粛中の高齢者を生活支援でサポート

「お困りごとはありませんか?」の手紙送付で反応も増加:デサフィオ

 高齢者の生活支援サービスを行う、デサフィオ(東京都八王子市)では、新型コロナウイルスの影響で、外出自粛を余儀なくされている高齢者へ向けて「700通以上」の手紙を送ったところ、4月の問い合わせ数が前月の「2倍以上」に増加したのだという。

 今回の「手紙送付」のきっかけとなったのは、ユーザーへの電話。新型コロナウイルスが流行し始めた頃、これまでの利用客へ「外出が規制されている中で、何かお困りごとはありますか?」という安否確認の連絡をしたところ、「買い物代行や家の掃除」など、かなりのユーザーが困っていることが見えてきたとのこと。そこで既存の顧客700軒以上全員に連絡することと決め、面会が難しく、長時間の電話も中々難しいことを考えた結果、「手紙」を届けることに至った。

 同社では『まごころサポート』として生活支援サービスを多摩八王子地区で展開。その主な内容は高齢者を対象に「ちょっと困った」を解決するというもの。もともとは、2015年から新聞配達をしながら、配達の空き時間を利用してサービスを提供してきたが、より充実した専門的な支援ができるよう2020年1月から『まごころサポート多摩八王子かねこ店』として開業。現在は、外出自粛延長の要請を受け、まごころサポートや牛乳宅配サービスを通して、自宅へ訪問した際に高齢者の安否確認などを実施しているという。

 現在、外出自粛期間の「5月31日(日)」までをめどに、「通常20分500円」のサービスを、同じ値段で利用時間を1.5倍に延長した「30分500円」での提供を実施とのこと。

 同社では「今後は更に高齢者に寄り添ったサービスを届けられるよう、八王子市の飲食店の宅配代行サービスやハウスクリーニングのリモートサービスなどを展開していく予定です──」としている。 【A.Yagisawa】



(※)画像出典:『デサフィオ』プレスリリースより。
(ソース元:アットプレス)

【関連URL】
◎『まごころサポート 多摩八王子かねこ店』(株式会社デサフィオ)
https://desafio.jp/

 
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