みまもりプレス

2020年6月1日(月)

高齢者の外出負担を軽減する「有償運送サービス」

歩行機会が増えることで引きこもりや重度化防止にも期待:あおぞら介護サービス

 NSGグループの「あおぞら」が運営する『あおぞら介護サービス』では、地域で暮らす 住人への支援の一環として『福祉有償運送サービス』を提供している。

 同事業所は、訪問介護サービスで介護保険を利用しながら、「通院等乗降介助サービス」を受けられる事業所として新潟県見附市で最初に許可を受けているという。

 従来、ホームヘルパーの車に 利用者が一緒に乗ることはできないが、この『福祉有償運送サービス』を利用することで、ホームヘルパーが運転する車に同乗することが可能に。顔なじみのホームヘルパーが同行することで、利用者も安心して買い物や外出を楽しむ事ができ、外出や歩行機会が増え「引きこもりや重度化防止といった効果も期待できる──」としている。

 一般的なタクシーよりも運賃が安いという経済的なメリットもあるという。また、介助が必要な場合は実費の介助料が発生するが、介護保険を適用している場合は訪問介護サービスを併用し、1~3割の自己負担で車両の乗り降りや移動時の見守りや介助が受けらるとのこと。

 同社では「本サービスが広く認知されることでコロナ禍においても、要介護状態になって諦めていた事が叶えられ、生活の質の向上や遠方にいらっしゃるご家族の不安や介護負担が軽減できると考えております──」としている。 【A.Yagisawa】



(※)画像出典:『あおぞら』プレスリリースより。
(ソース元:PR TIMES)

【関連URL】
◎有限会社あおぞら (RICOH360 - Analysis Monitoringプラン)
https://aozora-kaigo.biz/

 
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