みまもりプレス

2020年7月29日(水)

見守りGPS『まもサーチ』保護犬への装着実証実験へ

「動物愛護を考える茨城県民ネットワークCAPIN」と連携:IoTBank

 見守りGPSサービス『まもサーチ』(提供/IoTBank:東京都新宿区)は、犬や猫の安全管理ツールとして『まもサーチ』の有効性を検証するため、「動物愛護を考える茨城県民ネットワークCAPIN(キャピン)」(認定NPO法人)との実証実験を開始。このほどその中間報告と、今後の取り組みについて公表した。

 今回の検証内容は、『CAPIN』の保護犬に『まもサーチ本体』を装着し、『まもサーチ専用アプリ』をインストールしたスマホにて犬の位置情報を見守るというもの。約3ヵ月間『まもサーチ』を使用後CAPINのスタッフや会員にアンケートを実施し、犬の安全管理ツールとしての有効性や『まもサーチ』本体の犬への装着性(サイズ・形状・装着位置など)、ドッグランなどでの耐久性(破損など)、連続稼働日数・バッテリーの消費、まもサーチアプリの使用勝手などを検証する。実証実験期間は2020年6月1日~同年8月31日まで。

 以下、同社が公開した実証実験の中間報告を掲載。

【実証実験の中間報告】
●シェルターにて保護犬に装着。
日々の散歩管理(散歩の有無・ルート・時間)を行っている。

●ボランティアスタッフの自宅で、譲渡に向けて人馴れ練習中の保護犬に装着。
保護犬は人慣れしていない犬が多く、逸走する可能性があるため使用している。お散歩管理にも役立っている。

●里親希望者のトライアル期間にご家庭のご協力をいただき、安心・安全をサポート。
里親希望者は犬に慣れていない方が多く 、犬にとっても新しい生活環境で不安定になりやすい。逸走の危険が考えられるため、里親希望者にご協力いただき「まもサーチ」を使用している。里親希望者からCAPINでの見守り許可をいただいた場合、お散歩状況(時間やお散歩コース)などをCAPINのスタッフも把握できるので、適切なアドバイスや管理ができるようになった。

●里親会の参加犬に装着。
里親会では、一般の来場者にお散歩体験してもらうが、逸走の危険があるため使用している。また、里親会場はシェルター施設から離れていて犬にとっては慣れない場所であるため、逸走した場合の捜索に有効。(以上)

 『まもサーチ』は、GPSの位置情報を使った見守りサービス。スマホアプリをダウンロードして、簡単な登録をするだけですぐに利用できるのが特徴。 【A.Yagisawa】






(※)画像出典:『IoTBank』プレスリリースより。
(ソース元:PR TIMES)

【関連URL】
◎『まもサーチ』公式サイト
https://mamosearch.jp/

◎認定NPO法人 動物愛護を考える茨城県民ネットワークCAPIN
http://www.capinew.jp

 
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