みまもりプレス

2021年2月1日(月)

「IoT見守りシステム」行方不明高齢者の早期発見保護へ

認知症由来の行方不明者をサポートする新たな見守りシステム提供開始へ

 インターネット・イノベーション(福岡県久留米市)では、認知症由来のひとり歩きによる行方不明者の早期発見・保護をサポートする新たな見守りシステムの提供を開始する。(2021年2月1日より)

 本サービスは、行方不明者の検知から発見までを、顔認証カメラ『KOKORO』、介護保険適用商品『見守りレスキューⅡ』、そして見守り地図アプリ『リンク』の3つのサービス連携によってサポートするというもの。

 顔認証カメラ『KOKORO』では、対象者の顔を事前に登録。対象者が外出しようとした際、人感センサーと顔認証センサーによりカメラが検知する。検知時はライトを照らしながら音声で呼び止めて対象者の注意を引きつけ、本体に顔を向けたところで「前後15秒間」の動画を録画。その後、事前登録したスタッフ・地域協力者などにメールが配信されるしくみ。

 メールは、第1段階は「管理者」、第2段階は「関係者」、第3段階は「一般の協力者」と段階ごとに送信され、メール内には対象者の外出時間と外出時の動画が掲載されたURLが配信されるので、検知時の対象者の「服装や髪型」など特徴をすぐに確認し把握できるとしている。

 また、『見守りレスキューⅡ』は「介護保険適用商品」の認知症一人歩き感知機器。送信機を持った「認知症対象者」と受信機を持った「家族」が離れると、アラームとバイブで通知される。

 さらに、見守り地図アプリ『リンク』は、行方不明者の早期発見保護のために地図を活用。行方不明者の家族や施設関係者と、捜索協力をしてくれる地域をつなぐ「捜索に特化したアプリ」で、管理者画面では、行方不明者を見かけたという情報が地図上に順番で反映されるため、捜索中の家族は最新の場所が把握でき、「早期保護の可能性が極めて高くなります──」としている。

 各製品の詳細は、下記公式サイトを参照。 【A.Yagisawa】




(※)画像出典:『インターネット・イノベーション』プレスリリースより。
(ソース元:PR TIMES)

【関連URL】
◎見守りシステムの各種製品サービスについて
https://www.ii-kokoro.com/

 
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