みまもりジャーナル

2016年04月07日(木)

地方自治体と共同で「生活支援サービス」トライアル

まちぐるみで取り組むICT「生活支援サービス」:ケイ・オプティコム

ケイ・オプティコム(本社:大阪市北区)では、兵庫県養父市(やぶし)との共同体制で、「健康」「介護・見守り」「情報配信」サービスのトライアルをスタートする。

まずはインターネットを活用して「健康」「介護・見守り」「情報配信」サービスを提供。

その中から「介護・見守り」のジャンルを見ると、高齢者や身体に障害をもつ人を対象に、家族や地域住民と連携した「介護・見守り」サービスを提供。たとえば「タブレット搭載カメラによる高齢者の活動を見守り」「タブレットのテレビ電話機能による定期的な安否確認」などをはじめ、様々な「見守りサービス」を提供することで、単身世帯や軽度支援を要する高齢者、認知症徘徊者の早期発見に貢献したいとする。こうした流れの中で、将来的な介護・見守りのあり方についての検証も行なってゆくという。

 

 

その他「健康」については、仕事や子育てで忙しい「働き盛り世代」をターゲットに、養父市専用の「健康管理アプリ」を提供したり、また「情報配信」の分野では、同社が提供するタブレット端末『eoスマートリンク』に「養父市向けホーム画面」が用意されて、養父市のくらしや医療、公共施設などに関する情報がチョイスできる。

人口減少による「地方の過疎化」を受けて、各地方自治体には「地方創生総合戦略の計画」および取り組みの推進が求められている。

その中で同社は、地方における「安全・安心に暮らせるまちづくり」に貢献するための取り組みを実施。地方創生の基本目標として「住みたいまち」「チャレンジできるまち」「子育てしたいまち」「健康長寿のまち」を掲げている養父市と共同でトライアルを行なうことで、地域に根ざしたサービスモデルの実現を目指すとしている。

また同社では、今後も周辺自治体への展開も視野に入れたトライアルに取り組んでゆく──とも。 【YG】

ケイ・オプティコム
http://www.k-opti.com/

兵庫県養父市
http://www.city.yabu.hyogo.jp

 
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