みまもりジャーナル

2016年04月11日(月)

「ICT見守りシステム」導入ホームが入居募集開始

有料老人ホーム『グランフォレスト ときわ台』:フィルケア

住友林業(本社:東京都千代田区)のグループ子会社であるフィルケア(本社:神奈川県横浜市)では、見守りシステム、『ライフリズムナビ+Dr.』を導入した有料老人ホーム『グランフォレスト ときわ台』を今冬11月に開設することを発表。入居者の募集を開始した。

見守りシステム『ライフリズムナビ+Dr.』は、最新の「ICT」を活用したもの。 ベッドセンサー、人感センサーによる情報を収集し、さらに室内温度などの環境計測データを合わせて分析し、介護者がその情報をパソコンやスマートフォンで確認することで、入居者の状況を見守ることができるというもの。

入居者の状況を把握することで、たとえば起床や離床時の転倒などによるケガや事故を未然に防ぐことにもつなげられるし、また、夜徘徊してしまうようなケースでは、管理している睡眠状態のデータと照合して検証し、夜の睡眠の質をあげるために、昼間の運動量を増やすなど、データを読み取ることで様々な施策を講じることができる。

こうした見守りシステムの導入は、住友林業筑波研究所が行う研究のなかで、「ICT」を用いたシステムが高齢者施設における入居者の状態や健康の管理において有効である、という検証結果が得られたことで決定にいたったという。

「グランフォレスト ときわ台」は、フィルケアが提供する有料老人ホームとしては、11番目の施設。 こうした「ICT見守りシステム」の導入は同施設が第1弾となる。今後は「グランフォレスト」シリーズにこのシステムの導入を計画している。 【YG】

◉2016年11月開設。

フィルケア
http://www.fillcare.co.jp

住友林業
http://sfc.jp/

 
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