みまもりジャーナル

2016年04月16日(土)

高齢者・障がい者の見守り安心サービス『かえルン』

ぐんま地域生活支援センター×安川情報システム

安川情報システム(本社:北九州市八幡西区)では、NPOぐんま地域生活支援センター(群馬県高崎市)が提供している高齢者・障がい者のための見守り安心サービス『かえルン』を全国に向けて販売する。2016年4月より。

ぐんま地域生活支援センターは、群馬県内で介護現場の支援を行なっているNPO法人で、「地域包括支援センター」や、医療・介護施設などに向けて提供を行う、行方不明者を早期に発見する見守りサービス『かえルン』を提供中だが、そのクラウド基盤に安川情報システムの『MMCloud』が採用されている。

同社では「地域包括支援センター」や関連事業者らが中心となって、「地域で見守りを行う」ことに視点を置いた『かえルン』のコンセプトに賛同して、このサービスの全国展開を行うことを決めたという。

『かえルン』の特徴としては「見守り対象に意識させない、突起部分などのない薄型形状端末を使用」「誤動作・誤認識防止するために端末からLED・ボタン類を排除」「電波の届かない場所にいても移動履歴から居場所を推定することが可能」などが挙げられる。

現実的に、家族だけで介護を背負うことが難しくなってきている今。

特に認知症患者においてはその対象者の見守り、行方不明時の早期保護による安全確保、同時に関係者の労力・不安を軽減することが喫緊の課題となるが、同社ではこの『かえルン』のソリューションの潜在力に大きな期待を寄せる。

「今後さらに、地域医療を支援するような、未病や予防等に役立つデータの収集・管理といったシステムへの展開を進めてまいります」(安川情報システム) 【YG】

安川情報システム
https://www.ysknet.co.jp

ぐんま地域生活支援センター
http://npo-gunma.jp

 
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