みまもりジャーナル

2016年07月19日(火)

分身ロボット『OriHime』がバージョンアップ

機能性能が向上──協同開発者の募集も開始:オリィ研究所

オリィ研究所(本社:東京都三鷹市)では、「存在感の伝達」をコンセプトに作られた遠隔操作ロボット『OriHIme』の新バージョンのレンタルを開始。7月7日には100台をリリース。2017年7月までに500台の製造を計画している。また併せて、この『OriHime』を活用した新規事業のパートナーとなる協同開発者の募集も開始した。

「分身ロボット」として「存在感」を重視して作られた『OriHime』。ボディにはカメラ、マイク、スピーカー、モーターなどを内蔵しており、操作者は遠隔地からインターネットを通して『OriHime』を操り、あたりを見回したり、手を挙げるなどのジェスチャーをしたり、周囲の人と会話をすることもできる。

 

2015年7月にリリースされて以来、企業でのテレワークや、学校での遠隔授業、難病患者のコミュニケーション補助などに利用されている実績をもつ。

今回の新バージョンでは、モーター音やカメラ画質などの点で従来品より性能が向上したという。 また、同社が新しくリリースした管理機能を搭載した「OriHime Biz」ソフトウェアにも対応。

さらに、難病患者が意思伝達のために使用するインターフェース『OriHime eye』ソフトウェアにも対応した。

今後は引き続き、『OriHime』を利用した「見守り」などをはじめ、テレワーク、ブライダル、遠隔授業、難病支援などにさらに注力していく他、各市場に専門性を持つ新規事業開拓のパートナー企業、医療介護施設の募集などを受け付けていく方針。【YG】

オリィ研究所
https://orihime.orylab.com/

 
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