みまもりジャーナル

2016年08月10日(水)

月額換算500円でIoTセンサー式「見守りサービス」を提供

「便りがないのは無事な知らせモード」などユーザビリティも追求:エスト

IT機器や介護機器などを扱うエスト(本社:静岡県浜松市)では、IoTデバイスとクラウドの連携による「見守りサービス」を月々換算500円(税別)という価格帯で展開する。

提供されるのは同社の『お部屋の見張り番=CS-500』で、機器のレンタル料を含めて年間6,000円(税別)という料金設定となっている。

同サービスは「活動センサー、温湿度センサー、光センサー、赤外線信号発信機能」などが装備された『お部屋の見張り番=CS-500』の各センサーが収集した情報をもとに、例えば、高齢の親が住む部屋の室内温度が、設定値を超えてしまった場合などにはメールで知らせてくれる。そんなときは必要に応じて手持ちのスマートフォンからエアコンのスイッチをいれることもできるので、熱中症を未然に防ぐなどの対策にもつなげられる。

こうして見守り対象の部屋で得られた情報はWi-Fi(無線LAN)からインターネットを通じてクラウドに送信され、クラウドではそれらの情報を過去に蓄積されたものと照らし合わせて、Webの専用ページに掲載する。

整理された情報は、グラフ画面にすると過去30分の詳細な内容や、過去24時間の概況を確認することなどができる。

また、本機に実装されている「外出ボタン」や「連絡ボタン」を使いこなすことで、外出時の侵入者を察知できたり、携帯電話やスマホが苦手な高齢者でもコミュニケーションがとりやすくなるなどのメリットも。

さらに「見守ってもらえて嬉しい」というユーザーのためには「世話焼きモード」、逆に「あまり干渉されたくない」というユーザーには「便りのないのは無事な知らせモード」も選べるなど、個々のユーザーのライフスタイルに細かく寄り添ったサービスが提供されている。【YG】

サービスの開始は2016年8月22日(月)より。

機器レンタル料・年額6,000円(税別)。
インターネット接続やWi-Fi環境が前もって必要。
導入時には初期費用として別途6,000円(税別)が必要。

エスト
http://www.esuto.co.jp

 
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