みまもりジャーナル

2016年10月06日(木)

「介護予防」と「見守り」の2つの機能を併せ持つシステム

リハビリツールに機能向上した介護予防システム『TANO』:ラッキーソフト

ラッキーソフト(本社 神奈川県平塚市・三田村勉社長)では、全国展開中の福祉介護予防システム『TANO(=タノ)』を、「国際福祉機器展H.C.R.2016」をはじめ、10月中に実施される様々な展示会に出展することを発表した。

『TANO』は、「モーションセンサー」と「モニター画面」を使い、ユーザーがゲーム感覚で楽しく運動、発声トレーニング、脳トレなどを行なえるレクリエーションタイプの介護予防システム。

2015年には神奈川県「ロボット実証実験支援事業」に採択され、理学療法士などの専門家の監修を受け、「リハビリテーションツール」としても活用できるシステムとして更なる機能向上を実現。麻痺(まひ)や痛みがあるユーザーも画面に意識が集中することで、日常の動作よりも可動域が拡大するなどの効果を引き出している。

また、『TANO』のセンサーカメラを使った『TANO見守りシステム』は、介護現場のニーズを受けて開発されたもので、介護予防トレーニング以外の時間帯では「見守り支援機器」としてその効果を発揮しているという。

同社では10月に実施される以下のイベントに出展し、『TANO』の更なる認知度アップに努める。

*国際福祉機器展H.C.R.2016
場所:東京ビッグサイト
2016/10/12(水)~14(金)10:00~17:00
https://www.hcr.or.jp/

*認知症サミットin Mie
場所:四日市都ホテル
2016/10/15(土)9:00~17:00
http://www.medic.mie-u.ac.jp/neurology/summit/

*JapanRobotWeek2016(かながわロボットイノベーション2016)
場所:東京ビッグサイト
2016/10/19(水)~21(金)10:00~17:00
http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f430080/p798502.html

同社では「高齢化率世界一の日本は、労働力の減少・介護人材の不足・独居高齢者の増加による家族や地域の見守り機能の弱体化等の課題を抱えています。今国をあげて介護ロボット導入支援を推進しています。私達は「楽しく運動し、笑顔でつながる」ことを大切にし、これからも課題に対応する機器の開発に取り組んでいきます」(三田村社長)としている。【YG】

◉ラッキーソフト
http://www.luckysoft.jp

 
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