みまもりジャーナル

2016年10月11日(火)

家電使用状況を分析して「暮らしぶり」から見守るサービス

インフォメティス×東京電力エナジーパートナー業務提携で実現

インフォメティス(本社 東京都港区・只野太郎社長)では、東京電力エナジーパートナー(本社 東京都港区・小早川智明社長)との、業務提携を発表した。その内容は「世界最先端のAI技術を用いた家庭内見守りサービス提供に関するもの」とのこと。

インフォメティス社が開発したAIによる「家電分離推定技術」を用いて、家庭全体の電流の測定データから家電別の利用情報を抽出。そのデータから「洗濯」「調理」といった家事にまつわる情報や、深夜の家電使用の増加など生活の変化、また、連続して家電が使用されない、あるいは不自然に使用され続けている(つけっぱなし)などの異変を把握するというもの。

Webカメラなどを利用した見守りサービスとの相違点として、その時に目に見える状態だけでなく、家の中での活動パターン傾向とその変化を見える化することで、「暮らしぶりを見守る」というもの。

カメラを利用しないことで見守り対象者の「監視されている抵抗感」を低減する効果を見込む。

見守る側は、専用Webアプリを通じてその暮らしぶりをゆるやかに見守ることができる。

本サービス導入に先駆けて、両社では2015年3月より約1年をかけて実証実験を実施。電力情報を利用したサービスの受容性やセンサーの施工性などを300件以上のモニタ家庭を対象に検証し、本業務提携に至っている。 【YG】

◉インフォメティス
http://www.informetis.com

◉東京電力エナジーパートナー
http://www.tepco.co.jp/ep/index-j.html

 
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