みまもりジャーナル

2016年10月19日(水)

使用者の「トイレ離座」を見守る支援システム開発

トイレ離座センサー専用ウォシュレット:TOTO×ケアコム

TOTO(本社 福岡県北九州市・喜多村 円社長)では、入院病棟の「トイレ内の見守り支援システム」を発売する。2017年1月より。

メイン機能は、入院患者が便座から立ち上がったことを看護スタッフに知らせるというものだが、ナースコールなど医療福祉施設向けの情報通信システムなどを扱う専門メーカーであるケアコム(本社 東京都調布市・池川充洋社長)との共同研究によるもの。両社の相互の技術協力によって1社では実現できなかったシステムが完成した。

入院患者の高齢化が進み、医療施設では転倒事故が最も多く、この問題は年々深刻化の一途をたどる。そのなかでも閉鎖した空間となるトイレでの転倒対策の重要性が高まっているという現状をふまえて、看護スタッフなどから寄せられる「見守りや介助が必要な患者さんが大便器から立ち上がったことを知らせてくれる機能が欲しい」という声に応えるカタチで本システムの開発にいたったという。【YG】

2017年1月より発売を開始。

◉TOTO
http://www.toto.co.jp

◉ケアコム
hhttp://www.carecom.jp

 
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