みまもりジャーナル

2016年11月11日(金)

11月11日『介護の日』制定を振り返る

厚労省に全国都道府県の取り組みが一覧できるページを設置

「11月11日」は『介護の日』。厚生労働省(庁舎:東京都千代田区)によって、「介護について理解と認識を深め、介護従事者、介護サービス利用者及び介護家族を支援するとともに、利用者、家族、介護従事者、それらを取り巻く地域社会における支え合いや交流を促進する観点から、高齢者や障害者等に対する介護に関し、国民への啓発を重点的に実施するための日」として、2008年(平成20年)に発表された。

11月11日が選定された理由は、「いい日、いい日、毎日、あったか介護ありがとう」を念頭に、「いい日、いい日」を11月11日かけた語呂合わせからという。

寄せられたパブリックコメントの中には、制定される日にちの別案として、3月15日(みな、かいご)、4月4日(より良い介護)、11月15日(いいかいご)などがあった。また、名称についても「福祉の日、看護・介護の日、介護思いやりの日、介護しあわせの日」等が寄せられていた。

また、意見のなかには
・制定により国民全体の注目が集まり、心ある介護への理解につなげたい。
・「介護」を普及させたいのであれば、日を決めるだけで終わらないことを期待。
・目的や制定後に何が変わるかを示してくれないと、制定に賛同できません。などという内容で形骸化することへの注意喚起を呼びかけるものもあった。【YG】

◉厚生労働省:「介護の日」各都道府県の特設ページ一覧
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/〜

 
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